« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »

2010年10月

勝ち戦

どんな時でもお腹は空く

食べると元気が出る

考え方までも前向きに

そんな単純なつくりの自分の体に深く感謝する

弟のお友達が経営されているお店にて

Pict1561

Pict1562

Pict1563

カフェにて

Pict1576

Pict1578

「くさくさ考えてたってなるようにしかならへん」

やっといつもの母節が飛び出す

一口食べるその都度ほろほろと笑顔も零れる

忙しない病院通いの合間に

「たまには良いよねー」

と言い訳しながらの束の間の充電

いつの時代も

腹が減っては戦は出来ぬ

なのである。

| | コメント (2)
|

道中

大好きな京都タワー

いつからか

私の中でタワーは祖父の象徴となっている

Pict1589a

京都駅ビルの毎年恒例の大きな大きなクリスマスツリー

急ピッチで設置が進んでいる

いつの間にか街はクリスマス一色

Pict1594

鉄腕アトムの下が

旦那ちゃんと初デート時の待ち合わせ場所だった

Pict1593a

思い返してみればいつだって

タワーは当たり前のように視界の中に存在していた

朝はすっくと背筋を伸ばして

夜は煌々とあたたかな光を道標に

祖父が入院して早一ヶ月

92歳のお誕生日も病院で迎えた

処置を何度も繰り返し

だけども一向に回復の兆しは見られず

やむなく先生と家族皆で説得したけれど

祖父は断固として手術を拒否

「この歳になって腹を掻っ捌いて切り刻まれるのは嫌だ、怖い」と

それはまるで大きな子供の様に

何度も話し合いはもたれ

私も必死で説得した

「ちゃんと看てあげるから」

痩せて骨張った祖父の肩に優しく手を添え

遠くなってしまった耳元で一言一言噛み締めるように囁く

母の真っ向から立ち向かおうとする真摯な言葉の重みに

人一人の命の重みに

少し涙が出そうになって

まだ泣くのは早過ぎると

全く関係の無いことを考え続けた

その言葉に後押しされるように

こっくりと頷いた祖父

つい先日手術を受けた

リスクはあったものの

無事終了し

お蔭様で祖父は少しづつ回復の一途を辿っている

「大丈夫。92まで生きてきたパワーは物凄いんだから」

偶然に病院で出くわしたあるお姉様的女性から頂いたお言葉で

祖父の生命力を強く信じることが出来た

行き着くには早いよ

まだ道中やんか

ねえ、じじ様。

| | コメント (0)
|

永遠

今や恒例になりつつあるお友達便が届いた

水玉と花柄のお洋服は永遠の可愛さで

Pict1552

万華鏡を覗くと一瞬にして小さき宇宙へと誘われる

Pict1549a Pict1551a

回転させると結びついては離れゆく危うき儚さを感じる。

ウエルカムボードも何とか仕上げることが出来たし

扇風機も片付けた

朝顔やゴーヤの蔓も手繰って

すっかり見通しが良くなってしまった

どこもかしこも風通し良く

そうすれば自ずと幸せと吉報が舞い込んでくる

はず。

Pict1543a

早めに晩御飯を済ませて

映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』を観に行く

公開当初旦那ちゃんが観たい観たいと言い続けていたものの

忙しくて見逃してしまっていたので

リバイバル上映があると聞いていそいそと観に出かけた次第

観に来られている人は疎らで年齢層は比較的高く

劇場のシートはゆったりと配置されており天井も高い

Pict1533

私は電車に乗るのが苦手で

なのに旦那ちゃんは大の鉄道ファン

何の因果か

いや、縁か

お付き合いを始めると同時に電車に乗ることは果てしなくイコールになった

彼は電車に乗ると途端に瞳を輝かせ饒舌になり

どうやら私には見えない素敵なものが見えているようで

その度少し羨ましくなる

結婚してからもそれは変わらず

鉄道模型に少し手を加えては満足そうに眺めていたり

何が面白いのか電車がレールを走り幾つもの駅を通過していくDVDを

飽きもせず延々と見ていたりする

傍らで一緒に見続けていると

不思議と鉄道のある風景を美しいと感じ

路線名まで自然と覚えてしまっている始末

一種の洗脳に近いのかもしれない

これから先も

男の浪漫ってやつはと何度と無く思ったりするのだろう

ほとほと呆れながらも愛おしいと感じたりもするのだろう

Pict1195

いつからかお互いのレールが重なり合い

自然とこうして電車は走り始めている

人生は鉄道にも似て

線路は続くよどこまでも。

| | コメント (4)
|

初心

そろそろ片付けなければと思いつつ

放置されている扇風機

見るからに寒々しい。

とうとう旦那ちゃんが風邪をひいた

滋養のあるご飯やレモネードを作ったり

大きく口を開けさせて喉シュー(喉スプレー)したり

暑がりな彼に無残にも蹴り飛ばされた掛け布団を夜中にそっと掛けなおしたり

している。

Pict0658

Pict1526

いつだったか

面識の無い、けれども日記を読んで下さっている方のお友達から

メッセージを頂いたことがある

「何でもないような事でも幸せに感じる」日記があるんだよって教えてもらったのだと

毎日小さな変化や発見はあるものの

淡々と繰り返しているかのような

他の人から見たら殆ど代わり映えの無いような日々に

「○」を貰ったような誇らしい気持ちになった

今も読んで下さっているかは定かではないけれど

この場をお借りして改めて

「有難うございます」

水栽培のヒヤシンス

大好きな黄花の球根にした

水だけで黙々と根を伸ばしていく

小さくも貪欲な生命力に

喜びと期待とが入り混じる

Pict1504

×の日も

△の日も

◎の日もあるだろう

たまに心躍るような

花丸の日だってある

だけども実は

何でもない日こそおめでとうなのだ。

LIFE なんでもない日、おめでとう!のごはん。 (ほぼ日ブックス #) LIFE2 なんでもない日、おめでとう!のごはん。 (ほぼ日ブックス #)

| | コメント (4)
|

言霊

ぷりんとした見るからに元気そうな玉葱を

包丁で真っ二つに切ったらば

真ん中あたりからじわじわと腐りがきていた

今まで気にはしつつも

出来ることなら避けよう避けようと見て見ぬ振りしてきたものに

そろそろ真摯に向き合ってみようではないかと思い始める

いつも視界の隅っこにあって

嫌な存在感を際立たせているそのものは

少しばかりの勇気で乗り越えられるのではないか

一握りの勇気は一欠片の自信に繋がっていくのではないか

旦那ちゃんの趣味の一つである釣り

リールに釣り糸を巻いていくお手伝いをする

1m毎くらいで色が変わっていく頑丈そうな糸は

面白いくらいに色を重ねあっという間に塗り替えていく

Pict1523

大袈裟かもしれないけれど

これまでの人生の楽しみの内の三分の一

いや半分くらいは損してきたような気がする

勝手に人に引け目を感じて

自分に負い目を感じては

内面が腐っていたら

いくら外から綺麗に塗り固めてみたところで

すぐに露呈する

Pict1518

Pict1521

木が葉を落とした秋冬にかけて幹や枝に養分を溜め込むように

枯れてしまったかのように見えた植木鉢に新芽が生まれるように

地面に大きく根を張って自分で立っていられるように

今は亀の歩みでも。

おおきな木 女子の魂! ジョシタマ 萩尾望都・田中アコ短編集 ゲバラシリーズ 菱川さんと猫 (アフタヌーンKC) fu-chiフウチ3

| | コメント (4)
|

起伏

ここ数日前から

窓を開けると金木犀の香りがそこいらにふんわりと漂っている

と同時にひんやりとした風に身震い

温かい飲み物を体が欲している

本格的な秋到来

頼まれていたウエルカムボードにもやっと取り掛かる

Pict1508

幾つか描いてきて分かったこと

目鼻立ちの整った別嬪さんは非常に特徴を捉えにくいということ

今までになく難儀している

十月半ばを目途に仕上げる予定

読書の秋

ついに『ガラスの仮面』新刊が出た

コミック・ファンブックまで

速水真澄もツイッターで呟く時代

ガラスの仮面 45 (花とゆめCOMICS) ガラスの仮面 コミック・ファンブック

食欲の秋

炊きたて艶々の新米を食べたり

柿の橙色が目にも鮮やかで

Pict0515a

ぼちぼちと着込みつつある秋

長袖のボーダーTに首にちょこんとバンダナなんか結んでみたり

Pict1513

初めてペアの色違いのパジャマを買って着て気恥ずかしくなったり

チーズケーキをつつき合いながら恋人記念日をお祝いしたり

週の半分以上降ったり止んだりを繰り返している雨に

木々や花々が潤って元気になるなーと思う反面

現実問題洗濯物がなかなか乾かないことが切実だったり

Pict1498a

Pict1517

ぽつぽつと

嬉しい知らせや

悲しい知らせが舞い込んできたりして

ころころと目まぐるしい感情の起伏に

気が付けばいつも

移ろいゆく季節が静かにそっと優しく寄り添ってくれている。

あの道この道今の道

| | コメント (4)
|

« 2010年9月 | トップページ | 2010年11月 »