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不動

明けて翌日

眠れるようにと旦那ちゃんが繋いでくれた手がそのままで

お互いの掌のぬくもりが同じになっていて

そんなことにいちいち嬉しくなる

お布団からもそもそと這い出す朝六時

静まり返ったフロントで大女将が迎えて下さる

昨晩のお礼をお伝えし

少しお話させて頂いた後

「お風呂いただきます」そう言って

二人して朝風呂へ

全面硝子張りの大浴場で朝日を拝む

しらじらと白み始める空に

新たに始まった今日が好い一日だといい

心からそう思った

鏡を見ると

なんとはなしに頬の赤みが軽減しているようないないような

泉質がお肌に合っているのだろうか

向かい合って朝ご飯

旅先ではいつもより食が進むのはどうしてだろう

上げ膳据え膳で理想的な朝食を頂けるからだろうか

再度温泉へたぷん

貪欲にお肌に水を湛える

温泉水を汲み

お支払いを済ませて宿を出る

従業員さんがにこやかにお見送りして下さる

「お世話になりました。また来ます」と手を振る

その後

冬至(和歌山だけに柚子ではなく蜜柑が湯船に浮かんでた)、お誕生日と月1.2回のペースで日帰りでお邪魔する

ことになるのはまた別のお話

テレビで見て一度通ってみたかったメロディーロードで

『見上げてごらん夜の星を』タイヤで奏で

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その足で和歌山電鉄貴志駅へ向かう

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猫を模した新駅舎になってから初めての来訪らしい旦那ちゃんは

興奮気味でしきりと写真を撮っている

けれど「昔の駅舎のが良かったな」とぽつり

新しくて可愛くて勿論話題性はあるけれど

古いローカル駅の趣と歴史には浪漫があるし

なんといっても旅情をそそられないらしい

しかし平日といえど客足は一向に途絶えることを知らず

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駅長たまは大人気

生憎お昼寝中ではあったけれども

御土産物屋さんを物色して

伊太祈曽駅へ

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車庫で待機していたたま電車をちらりと見て

いちご電車グッズがあまりにも可愛いのでシールなどを購入

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道の駅で新鮮なお野菜や天然酵母パンを買い

運転席で口を開けてお間抜けに待つ旦那ちゃんに食べさせたりしながら

長時間運転してくれた労を労い感謝する

「覚えててくれたん?」

そう尋ねると

「あったり前田のクラッカー」(死語?)とはにかむ旦那ちゃん

そいうえば

だるま湯の売店に

前田製菓のクラッカーが販売されていたっけ

笑うに笑えない

そんなオチ。

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