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奈良の夏の風物詩

なら燈花会へ

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路地の両脇に静かに明かりが灯るならまち界隈では

ひやしあめの振舞いがあったりして

地元の方達の温かさに触れ

じっとりと肌に纏わりつくような蒸し暑さの中

ふわふわと団扇で生ぬるい風を無理矢理に起こしながら歩を進める

「蜩が鳴いてるな」とふいに旦那ちゃんが言い

ざわざわとした雑踏の中で集中して耳を澄まし

カナカナカナという鳴き声を掴まえる

Pict2071

震災の追悼と復興の意を込めて

「命」と「絆」の文字を燈花が描き出し

水に浮かんではちろちろと揺れる小さな灯りの花に祈る

Pict2069_2

どうも最近涙腺がゆるくていけない

美しいものを見た時なんか特に顕著に現われ

みるみるうちに目の淵に涙の粒が溜まってきてしまう

自分が歳を重ねたせいも勿論あるだろう

この風景を大切な誰かに見せたいと思える幸福もまた

限りなく尊くて美しいものなのだろう。

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一喜」カテゴリの記事

コメント

貴女が見せたいと思う人の中に、私はいるのだろうか。
いたらいいな。
いなくてもいいな。
わたしは、分けて貰っても嬉しいし。
貴女が全部独り占めしてくれたって嬉しいんだ。

投稿: ロマン | 2011/08/16 08:16

>ロマン様

いるよ。
いるに決まってる。

美しいものや綺麗なものを見たら、ロマンさんのことを想う。
それらを隣に立って一緒に見たい、分かち合いたいって強く思うよ。

投稿: 水玉 | 2011/08/16 13:04

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